冬場、快適に眠るためには室温18~23℃、湿度は年間通して50~60%程度が適度です。
寒~い寝室で震えながら布団にくるまってるなんてことのないように、ちょっと工夫して快適に眠れる寝室にしましょう!
1.寝室は寝る前に暖めておく
寝室は身体を休める大切な場所。その寝室が冷えきっていては心地よく寝付くことは難しくなります。寒い寝室は
1.血管を収縮させ血流を悪くする br> 2.筋肉を緊張させる |
といった負担を身体にかけ、眠るときにはふさわしくない状態にしてしまいます。寒いということ自体がストレスになってしまうことも。
布団に入る30分~1時間くらい前には暖房をつけ寝室を暖めておくことで負担を減らすことができます。
2.外からの冷気を避ける
窓や扉は外気の影響を受けやすく室内の空気を冷やしてしまいます。ちょっとした隙間からも熱は逃げてしまい寝室を寒くしてしまう原因になるので対策をしておきましょう。
窓には厚手のカーテンをひく
屋外との間にガラス1枚しかないわけでですから窓辺は当然寒くなってしまいます。ガラスだけでなくアルミでできたサッシも冷えるので、部屋の熱気の大半は窓から逃げてしまいます。サッシを2重にすれば問題は解決しますが、費用も手間もかかってしまうので、厚手のカーテンをひいて部屋の熱を逃がさないようにしましょう。このときカーテンのサイズがギリギリだと隙間ができてしまうので、余裕をもった大きめの物にするのがポイントです。とくに床まであるような大きなサッシの場合はカーテンの裾が床につくサイズがあると大きな効果があります。
隙間を塞いで熱を逃がさない!
ドアや引き戸の隙間から、隙間テープなどで隙間を埋めてしまいましょう。とくに両側から開く引き戸は熱気が漏れやすいので隙間を塞いでおくことをオススメします。
下は自宅のドアと引き戸に隙間テープを貼ったときの写真です。
・ドア
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・引き戸
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3.足元を冷やさない
夜中に目が覚めた時、冷たい床を裸足で歩くとそれが刺激になり目が冴えてしまいます。寝室にもカーペットなどを敷くと床からの冷えも防げて室内の保温効果も上がり、夜中にトイレに行く時なども余計な刺激を減らすことができます。通常のカーペットでなくても、歩くところだけ部分的にタイルカーペットを敷いてもいいでしょう。
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カーペットを敷きたくないという場合はかかとまで覆えるルームシューズを用意するといいと思います。
4.暖色を取り入れる
涼しさを感じさせる寒色の物を夏の寝室に取り入れるように、冬は暖色の物を配置すると暖かみのある寝室になります。青や白など寒色系の物を赤・黄色といった暖色のものに替えると、室温は同じでも3~5℃暖かく感じると言われてます。しかし、部屋全体を鮮やかな赤などにしてしまうと心理的に落ち着かなくなってしまうので注意を。
電球も蛍光灯では青白く寒々しく感じてしまうので、電球色のものに交換すると落ち着いた暖かい雰囲気になりますよ。