枕の役割と選ぶときのポイント

枕の役割

眠る時何気なく使っている枕ですが、寝具のなかで最も重要ともいえる役割を持っています。

私たちの背骨は首を起点としてS字のカーブを描いています。これは重たい頭を支え体重を分散させるためで、リラックスして立っている時が一番自然な形で身体への負担が軽くなっている状態になっています。

枕はS字の起点となる首のカーブと敷き布団との隙間を埋めるため道具で、高すぎれば首・肩が浮いてしまい、身体が緊張して眠りが浅くなってしまいます。逆に低すぎれば舌がノドの奥に落ち込んで血圧の上昇やイビキの原因になってしまいます。

枕を選ぶときのポイント

顔の角度が5度になる

リラックスして立っている時顔の角度は約5度になっています。眠っている間も同じ5度に保てる高さがちょうどいい高さになります。

ではどのくらいの高さで5度になるのか。次のようなやり方で理想の高さを確認できます。

1.横向きに寝て枕に頭を乗せます。この時、顔の中心軸が布団に対して平行になるようにタオルなどを入れて枕の高さを調整します。枕が高すぎて平行にならない場合は座布団などを敷きそこにタオルを乗せて調節してください。

2.高さが決まったらゴロンと仰向けになってください。すると顔の角度は自然な形の約5度になっています。

通気性、吸湿・放湿性

頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉を知っていますか?

頭を冷やし足元を温めるという意味で、健康に良く安眠できるとされています。

頭を冷やすことによって体温を下げることで入眠がスムーズに。しかし熱や湿気がたまりやすい枕だと効率よく体熱を発散させることができません。通気性、吸湿・放湿性のよい枕を選びましょう。

寝返りしやすいものを選ぶ

私たちは眠っている間20~30回の寝返りをうちます。

寝返りには

  • たまった熱や湿気を逃がす
  • 姿勢を直す
  • 圧迫された部分の負担を減らす
  • 疲れた筋肉をほぐす
  • 睡眠のリズムを整える

といった効果があり、睡眠を持続させるための重要な役割を持った行動なんです。

なので、沈みすぎなどで寝返りがうちにくいといった枕は身体に負担をかけ快眠できない原因になります

また、寝返りはノンレム睡眠とレム睡眠が切り替わるときに多くなります。ゴツゴツしたりザワザワ音がして気になるようなものも目が覚めやすくなるので避けたほうがよいです。

枕選びはじっくりと

最近では何十種類も取り揃えられた枕を実際に横になって試せる売り場や、自分にあった高さを計測してもらってオーダーできるお店が増えています。そのくらい枕は重要視されているんです。

近くにそういったお店がない場合、一ヶ所の売り場で決めずいろいろ回って比べてみるとよいです。<\/p>

ネット通販やテレビなどの通販でも快眠するための様々な工夫が凝らされた枕があるので使用者の感想を参考にしてみるのも良いでしょう。

自分にあった枕を見つけられれば快眠できる日はグッと近くなるはずです。




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